Rokkys diary

日常をエッセイに

エアコンの調子が…

    イベントに出展者として出場し、クタクタに疲れて家へ。部屋が寒かったのでエアコンを入れたが、通気口から一向に風がでない。電源ランプはオンになっているが、うんともすんともいわない。この状況に嫌気がさした私はエアコンの電源を切り、キッチンへ向かった。

    家の冷蔵庫にはみそと中身の少ない調味料達しかいない。仕方なく、冷凍庫から楽しみにとっておいた冷凍チャーハンをチンしてテレビをつけた。すると、今日の冬季オリンピックの特集をやっていた。

   フィギュアスケートでは羽生結弦宇野昌磨が金メダル🥇、銀メダル🥈を手にした。羽生選手の登場は11月に負傷して以来で、大会はぶっつけ本番。多くの人が心配する中で、羽生選手は圧倒的な滑りを見せ、ソチオリンピック金メダリストの威厳を示すことができた。そして、日本は平昌オリンピックで初の金メダル獲得に沸いた。

   テレビを見終わり、東野圭吾推理小説を読んでいると眠くなってきた私は寝床に入った。

    しかし、30分経っても眠れない。同じアパートの誰かの室外機がファンファンうるさいのである。外の気温があまりに寒く、室外機がもうエアコンを動かさないでと警告音を発しているように聞こえる。また、夏の窓にへばりつく蝉の鬱陶しい鳴き声のようにも聞こえる。

   仕方なく、イヤホンで好きな音楽🎧を聴き必死に眠ろうとしている。

   果たして眠るのが先かそれとも、室外機が静かになるほうが先か、私はそれを楽しみに両目を閉じて部屋の明かりを消す。