Rokkys diary

日常をエッセイに

ヒッチハイク 東京→新潟

   おとといのリベンジ。

   起きたのは4時半。渋谷駅から池袋駅を経由し大泉学園駅へ。電車に乗り始めた頃、太陽が昇り始め、眩しい赤丸が窓ガラスに映っていた。6時前に着き、吉野家で朝ごはんを食べた後、大泉インターチェンジへ。

    新潟方面へ向かうには、このインターチェンジを使うと良いとネットに書いてあったので、採用。インターチェンジ近くのファミマ前でヒッチハイク開始。時刻は6時半。

   画用紙に「北へ、関越に乗せて下さい」と書いて待った。窓から見て気づいてくれる人はいるが、中々止まってくれる人はいなかった。

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    待つこと30分。「ピピッ。」と後ろからクラクションの音が。振り返ると、おじさんが窓から乗ってもいいサインをしていた。「やったー!」と心の中で喜びを爆発させた後、急いで助手席へ乗った。

   乗せてくれたおじさんも昔、ヒッチハイクで北海道まで行った経験があったらしい。日本のエネルギー業界の未来についてや、人生相談など色々とためになる話をした。上里SAまで乗せてもらった。

    少し休憩した後、ヒッチハイク開始。大きめのSAだったからか、高速バスが続々とやってきて物珍しいものを見る目でこっちを見てきた。始めは戸惑ったが、徐々に慣れていった。

    待つこと30分。若い爽やかな男性が「良かったら、乗せていきますよ!」と声をかけてくれた。お礼をいい、車の後ろの席に乗せてもらった。

     その男性は彼女とスノボをするため新潟に向かっているところで、次の赤城上原SAまで乗せてもらえることになった。2人とも気さくに話しかけてくれて、リラックスして会話を楽しむことができた。彼女さんからお腹すいてる?と手作りおにぎりを貰い、美味しくいただいた。手作り料理など久しく食べてなかったので嬉しかった。楽しく話していると、あっという間にSAに着いた。

     赤城塩原に着いたのは9時過ぎ。開始から2時間半、自分の家まで残り半分のところまできた。休憩を少しして再びヒッチハイク開始。

    待つこと30分、男性が話しかけてくれて、乗せて頂くことに!しかも、ゴールの長岡を通るということで、そのまま長岡まで乗せていただくことになった。

     その男性は春から北海道で酪農をしにいくらしい。新潟で農業インターンがあり、その時お世話になった方に挨拶しにいくところだった。車の中で、仕事や恋愛、学生時代にやっておいた方がいいことについてたくさん話をした。

    いつのまにか、群馬県を過ぎて長いトンネルをくぐると、雪をかぶった山々が姿を現した。スキー場は温かくなった今でもやっているようだった。

    会話をしているとあっという間に長岡に着き、家の近くまで乗せてもらったのに、おみあげまでいただいた。涙が出そうなくらいうれしかった。

    最初はヒッチハイクなんてやったことないしすごく不安で、どうなるかと思ったけど、やってよかった。今月に入って一番笑ったんじゃないかと思うくらい楽しかった。乗せてくださった人達の優しさ、温かさを感じることができ、いい経験をさせていただきました。乗せてくださった方々、ありがとうございました。このご恩は一生忘れません。

-----ヒッチハイク 東京→新潟-----

所要時間:5時間20分

経路:大泉IC→上里SA→赤城上原SA→長岡

話しかけてくれる人 大体15分

乗せてくれる人  大体30分

ICはSAより難しいと感じた。待っている場所もポイントになってくると思う。自分で試行錯誤してやることが大切。

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