Rokkys diary

日常をエッセイに

イギリス滞在記〜Edinburgh1〜

そういえば、北方面行ってないしEdinburgh行ってみよう!(そうだ、京都にいこうみたいな)

そんな軽いノリで決めた行き先はEdinburghスコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿の首都で行政が集まる大都会。イギリスの人気の観光地として2番目に挙げられ、歴史的建造物が多いオールドタウンと18世紀以降に建てられたニュータウンがミックスした街。北のアテネとも称される。そして、あのJ.Kローリングがハリーポッターを執筆した街でも有名である。

 

時刻は夜の6時半。National trailでYorkからEdinburghまでは約2時間半かかる。私達は知り合いからRailcardを買うとNational lailの切符が定価の1/3が割引になることを教えてもらった。ちなみにポスターはこちら↓

 

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Railcardにも種類があり、シニア割、友達や家族割など多く種類がある。ちなみに私は16歳から25歳までが使えるRailcardを購入した。

早速駅🚉に向かい手続きをすませるとRailcardがもらえた。

 

£30を払うことでこのカードは貰える。私達はこのカードをゲットし、事前に切符を予約すると、往復2人で£98であった。この前、LondonからYorkに帰ってから時に片道1人£110払ったのでいかにRailcardが素晴らしいかがわかる。

 

   Edinburgh駅に着くと、Airbnbで予約していたお家へ向かった。このAirbnbは家の空いている部屋を安価で貸していただてる便利なアプリである。私達が泊まったお部屋は、高級ホテルでもあろうかというところで、お風呂もガラス張りで凄くゴージャスであった。(内装は貸していただいた家の方に悪いので言えないが)日本でこのレベルの家に住めるなんてそうそうないなと感じた。私がこちらはきて泊まった場所としてはダントツでよかった。しかも値段は2人で二泊£90。日本円にして¥13500だ。ちょっと高いと思うかもしれないが、1人一泊¥3400である。

日本でいうと東京のカプセルホテルとほぼ同等の値段である。私はシャワーを浴びてフカフカのベッドに潜り次の日に備えた。

 

    次の日、起きて時計をみると7時前。昨日前日入りしていたおかげで、「なんや、もっかい寝られるやん」と再び、ベッドに戻り二度寝。(二度寝できる時の喜びは計り知れない)再び起きたのは9時前。私達は支度をし、Edinburghの街へ出掛けた。市街地を歩いていると、あることに気づく。石でできた建物が多いことである。日本だと木造の建物が多いが、このEdinburghの街は石造りなのである。何という重厚感。また、私達が散策した日は曇り空が多く、どんよりした空模様であった。が、Edinburghの街と曇り空が見事にマッチしているのである。普通、青い空と海は最高に綺麗だ!という感想を持つ人が多いと思うが、Edinburghはそんなものを感じさせない特別な場所であると感じた。

市街地を歩き、私達は最初の目的地の聖ジャイルズ大聖堂へ向かった。ゴシック様式の教会で、王冠の形をした屋根が目印である。値段は無料。個人の良心で募金することも可能である。私はこの教会に入った時息を呑んだ。

  「なんだ、この空間は……❗️」

 

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上を見渡せば積み重ねられた石が見事な空間を生み出し、スタンドガラスが太陽の光を浴びて煌びやかに輝いてるではないか。私は圧倒されていると子供達の歌声が聴こえてその場所に向かった。

 

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彼らの歌声を聞いた時、私はなんて幸せなんだと喜びを感じるとともに、まだ観光地一箇所目なのに、ここに来られたことの喜びを感じた。

全身で歌声を浴び、神秘的な気持ちになり、癒された私は、小銭を募金箱に入れ、次の目的地Edinburgh castleへ向かった。

坂道が続く市街地を抜けると一気に視界がひらけ、その城はある。皆思い思いに写真を撮っており、私もそれに便乗してシャッターを切った。

 

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気がすむまで写真を撮ると、私達は城の中へ向かった。入場料は大人は£18.5。城の中へ入ると、街に向けた向けられた大砲が姿を現した。

 

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普段生活していて、いや日本の城🏯を見に行って大砲をみる機会などほぼほぼない。(あったら、今度行ってみるから教えてほしい👍)私達は記念写真を撮り、頂上を目指した。城の頂上にも大砲があり、ウィスキーが飲めるおみあげ屋、教会、Edinburgh castleの歴史が学べる建物がある。教会では、戦争で亡くなったであろう多くのスコットランド戦士の名前が刻まれていた。私は胸が痛くなるのと同時に幸せに毎日を暮らせる今の自分の生活に対して、先人達に感謝しなければならないと思った。(お前、優等生かよ!という鋭いツッコミが来るかもしれないが、その時は本当にそう思った。)

私達が城の頂上をブラブラしていると、雲の裂け目から青い空が顔を出し、Edinburghの街を明るく照らした。

 

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スコットランドの王様が見ていた景色はこういうものだったのか!」私は納得するのと同時にこの景色を見ていたであろうスコットランド王が少し羨ましく思えた。

頂上で嬉しそうに写真を撮っている私に一緒に来ている友人が

「13時から空砲鳴らすらしいよ!その場所行ってみない?」というので、時計を確認したら12時40分。ベストタイミングやないかいと、私達は空砲を鳴らす場所は向かった。13時に近くなっていくと人だかりが増えてきて、驚いていると、校章をたくさんつけたおじさんが登場した。

 

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このおじさんが空砲を鳴らす前にいくつか儀式を行った。おじさんは大砲に空砲用の弾を込め、大砲の口は空に向けられた。皆、今か今かとスマホの動画モードで待っていた。

 

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13時ちょい前(多分おじさんのミス)、

「ドッカーーーーーーーーーーーン🔥」

と物凄い音があたりに響きわたり、周りにいた人達があまりの音のデカさに驚き、そしておじさんに対して拍手がおこった。空砲が打ち終わると記念撮影タイム!とおじさんの周りに写真撮る人だかりができた。某ネズミーランドのミッキーばりの人気だ。小さい子供から家族、美人まで(この時はおじさんが羨ましかった)幅広い年代の人が写真を一緒に撮っていた。勿論私も撮った。

 

おじさんは嫌な顔1つせず、写真を撮ってくれた。私はそれに感謝し、次の目的地へ向かった。

次はEdinburgh美術館である。ゴーギャンの絵も飾られてある由緒ある美術館。しかもここも無料で入れる。

 

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私は美術館の中へ入ると、ゴーギャンの絵を探すとともに、目についた絵をじっくり見ていた。大学で西洋美術史をとったのに、全然覚えていない。絵を描くことが好きでその授業をとったのに、頭の中からそこがすっぽり抜け落ちている。私は自分が少し嫌になったが、それを忘れ去れるほど素晴らしい絵が数多くあった。

普通、美術館であれば、写真を撮ってはいけない場所が多くあるが、ここは問題なかった。私は美術館で働いている美人な係員のお姉さんに見惚れると共に15世紀以降に描かれた数多くと絵のレベルの高さに驚いた。皆、ゴッホとかシャガール!とか名のある画家を知っているだろう。が、多くの人が知らない画家達もこの世の中に素晴らしい絵を残してくれたと私は改めて彼らに感謝した。美術館を歩きまわり私達はようやくゴーギャンの絵を見つけることができた。

 

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どっちかがゴーギャンだった気がする。

私は達成感を得られたのと同時に芸術的な作品を数多く見られたことが嬉しかった。

私達は次に国立Edinburgh博物館に向かった。ロイヤルマイルの南、チェインバーストリート沿いにある博物館。建物は黒く歴史を感じさせる建物で、近くに立っていた石像が存在感を示していた。私達は中に入ると建物の大きさ、綺麗さに圧倒された。

のと同時に歩き疲れた私は「え?これから全部ここ回るんですか…、本当に?」と確認したくなるようなデカさで、まわる前から膝が震えた。

 

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私はよしっと気合を入れて、博物館をまわった。歩いてみると、どうやら動物コーナーと乗り物コーナーの2つに大きく分かれているらしい。子供達は思い思いに楽しんでおり、家族連れも多く見れらた。私の小さい頃の夢は生き物博士であったので、動物の剥製コーナーに行った時はテンションがあがった。正直、一日中ここにいても楽しめるくらいいい場所であった。

建物の中を歩きまわりついに疲れ果てた私は近くのベンチに腰を下ろした。眉間に皺を寄せた私が前をみると、美人のお姉さんが向かい側の席に座っていた。

こっちに来て思うが、イギリスの美人率は凄まじい。自分のストライクゾーンが広いとは思わないが、至る所で目鼻立ちのしっかりした美人がいっぱいいる。(流石に写真には撮れないので自分の目に焼き付けておいた。)私はそのお姉さんから元気をもらい(こちらが一方的に受け取っただけだが)、少し遅い昼ご飯を食べることにした。

 

私達が向かったのは、Edinburghにある日本食屋さん。私はそこで味噌ラーメン大盛りを頼んだ。

 

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イギリスにいるとラーメンが恋しくなってしまう。麺は汁を吸って、伸びきっていたがお腹がすいた今、濃厚なスープが身に染みるように美味かった。私はそこで元気をもらい、Edinburghの街が見渡せるカールトン・ヒルに向かった。ニュータウンの東にある小高い丘、カールトン・ヒルEdinburghの街並みを眺めるのにオススメの場所である。f:id:hirokiishikawa0610:20181022042757j:image
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曇り空なのが、残念だったが、日が落ちるにつれ、ロウソクの火のようにポッと灯りがともり始め暗い街を幻想的にした。私達が記念撮影を楽しんでいると、日本人の方が声をかけてくれた。Kさんという方で企業が語学研修で派遣したらしい。週末なのでイギリスの南の方からEdinburghまで遊びに来たらしい。私達は談笑し、久々に日本語で会話し笑った。私達は連絡先を交換してこの場所を後にした。

次は世界遺産フォース橋🌉へ向かった。しかし、フォース橋を撮るのは想像していたよりも遙かに大変であった。この話は次のEdinburgh2&Glasgowで報告する👍

http://rokky5.hatenablog.com/entry/2018/10/22/063155