Rokkys diary

日常をエッセイに

台風接近、将来の夢旋回中

(2019/10/13執筆)

Francfrancで買ったディズニーの時計が深夜1時を指した頃、僕は長岡(新潟県)の自分の部屋にいた。外は強風がビュービューと吹いていて、時々不気味な音が聞こえる。台風19号がやってくる。

 


テレビを見ると、大雨特別警報がでていて、各地で被害がでているようだ。東京の多摩川が氾濫しているニュースがやっている。神奈川の箱根では48時間に1000mmも降ったらしい。土砂崩れが心配である。

 


数十年に一度の災害が予想される時、発令される特別警報_。気のせいであろうか。毎年見ている気がする。最近、異常気象が多発している。台風にゲリラ豪雨。米農家も大変である。(最近、筆者は米屋でバイトをしている。米農家さんと接する機会が多く、ご年配の方が多い。)

 


さて、筆者は自分の将来を考えている。どうしようかなと。10月だし。もうすぐ就活が本格的に始まるし。

 


インフラ_。技術系_。メーカー_。モノづくり_。海外_。自分のやりたいこと、興味があることはあるが、文章でまとまらない。出てくるのは単語ばかり。今、台風は宮城にいるが、台風のように

将来に関する単語が僕の頭を旋回している。(洗濯機の中の衣類のように)

ぐるぐる僕の頭を単語が旋回している時、ピタッと外の風が止み、静寂が訪れた。その時ふとこう思った。

 


「将来はアウトドアの仕事がしたいな」

私はスマホでPatagoniaを検索した。すると面白い人が見つかった。藤堂光樹さんだ。大学卒業後、一部上場企業に4年勤めて退職。1年半ほど海外を旅した。オーストラリアを訪れた際、NGOの植生復元活動に参加。イスラエルパレスチナガザ地区でボランティアをし、その後ヨーロッパ各地を回った。

 


旅を終え、自然に身を置く仕事につきたいとPatagoniaに就職。尾瀬(新潟、栃木、群馬の県境)の自然ガイドをPatagoniaの仕事と並行してやっていた。今はストアマネージャーとして東京丸の内で働いている_。

 


「何てかっこいい人だ!僕の理想の生き方だ!」そう思った。会ったことはないが藤堂さんという男に惚れた。

星野源、オードリー若林、大竹英洋(写真家)、佐藤オオキ(デザイナー)、僕が会いたい、超えたい男リストに藤堂さんが追加された。

 


さて、自分のやりたいこと理想をここに書き示す。

・技術系、エネルギー、インフラ系で30歳手前、もしくは3年間働く。

その後、一年位旅に出る。シベリア、インド、キューバアメリカ横断、パタゴニア、南極、アフリカのサバンナ、イタリア…。

 


・アウトドア系と仕事に就く。地球環境を考える、守る仕事。

 


・妻と小さなカフェ兼レストランを経営してひっそりと暮らす(石川県の能登の方)

 


・結婚をし、子供もいたら夢を定年まで待つのもいいし、夢を追いかけるのもいい。

 


・動物を保護するパーティに入る。もしくは自然、動物に関する修士号をとる。アラスカとかで。

 


・フランスの花屋で修行して世界一の花屋を気に入った場所でする。

 


・そして、最後は50歳になったとき

 かっこいいおじさんになってる

(娘に自慢できるような。娘いるかわかないけど)

 

自分の将来を整理できたところで、布団に潜り、

すやすやと眠りについた。