Rokkys diary

日常をエッセイに

"フランクフルトの皇帝"

   " フランクフルトの皇帝"と呼ばれるサッカー選手がいる。長谷部誠、日本代表のキャプテンである。現在開催中のロシア🇷🇺ワールドカップにも出場している。

    私が長谷部選手について書こうと思ったきっかけは「心を整える。」という本を手に取ったからである。TSUTAYA書店に行った時、ワールドカップが開催されるからかサッカー選手の本が店頭に置かれていた。その中で長谷部選手の本が目に留まり、長谷部選手がどういう人か気になったため買って読むことにした。

    この本に書かれていたのは、心をメンテナンスすることの重要性である。どんな試合でも一定以上のパフォーマンスするため、心を整えることを意識的に行なっているらしい。

    後、読んで思ったのは長谷部選手は自分を客観的に見ることに優れている人だと感じた。自分に今何が求められているのか、監督は自分に何をして欲しているか考え、行動してチームの勝利に貢献できる。この本の章のタイトルからも集団のバランスや空気を整える、グループ内の潤滑油になる、監督の言葉にしない意図・行間を読むなど周りに配慮し、自分の役割を考えていることが分かる。

     そして、みんなが長谷部選手に対して思っているであろう、真面目さも本を読んでいて感じられた。整理整頓をして心を掃除したり、読書をしたり、夜の時間のマネジメントしたりと、自分を高める努力を怠らない。そんな長谷部選手はピッチの上でもピッチの上でなくても尊敬できる人なのだと思った。

   長谷部選手と自分の共通点があることも嬉しかった。Mr.Childrenが好きな点である。しかも「終わりなき旅」が好きなのも一緒で嬉しかった。

"難しく考えだすと 結局全てが嫌になって

そっとそっと 逃げ出したくなるけど

高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな

まだ限界だなんて認めちゃいないさ"

試合前のバスで聴き、気合を入れるらしい。私も長谷部選手を真似して大事な時の前に聞こうと思う。

     最後にこの本を読んで驚いたのが印税が全てユニセフ寄付されていることである。最終的には東日本大震災津波で流されてしまった幼稚園を再建した。長谷部誠という男としてのあり方に惚れ惚れしそうである。自分も長谷部選手のように器の大きい男になりたいと思う。

     現在開催中のワールドカップ。第2戦は日本🇯🇵対セネガル🇸🇳。この勝負は決勝トーナメント進出が決まる重要な一戦である。幾多の困難を乗り越えた日本なら勝てる!頑張れ日本!

頑張れ長谷部選手!

f:id:hirokiishikawa0610:20180625001909j:image

f:id:hirokiishikawa0610:20180625001924j:image