Rokkys diary

日常をエッセイに

イギリスの食について

    お待たせ致しました。皆さんが気になっている食事情について報告する。まず、イギリス🇬🇧の食べ物は………美味しい!(不味いって言った人誰?!っていうくらいに笑) 特にイギリスの代表的な料理フィッシュ&チップスはめちゃめちゃ美味かった。

 

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魚はシーバスを使っているらしく、中々大きい。外はサクサクの衣がついており食べ応えもある。また食べたいと思える味であった。イギリスの飯は不味い神話が生まれたか不思議なほどであった。

私の住んでいるヨークには多くのオシャレなパブやレストランがあり、食べ物が好きな人にとっては楽園である。ただ、外食するとめちゃくちゃ高い。£1=¥150くらいで、大体£10前後であるため、一食で¥1500〜¥3000は当たり前。美味しい物食べたければ、それ相応のお金💷払ってね!という感じである。しかし、悪いことばかりではない。パブに行けば、£4行かないくらいで美味しいビール🍺が飲め、サッカー好き⚽️にはたまらない、プレミアリーグを見ることが出来る。日本🇯🇵だと時差の関係で、有料サイトを使っても、夜遅くになってしまう。が、こっちだと、夕方仕事終わりの時間から見ることが出来る。

 

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   節約をするのであれば、スーパーに行けば良い。野菜🥦やフルーツ🥝は日本よりも2.3割安いといった印象を受けた。また、パスタ🍝類などの麺類も安い。パスタが150円しないくらいで大量に買え、ソースも150円以下だ。麺好きの私にとってはありがたい限りである。

また、ラーメン好きの私はスーパーで「あらよ、出前一丁!イギリス版」を見つけた。

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久しぶりに鍋に湯を沸かして食べれた時のあの感動は忘れないであろう。たった75円程の出前一丁が2000円相当の高級料理に相当する美味しさを感じた。(決して舌がバカになったわけではない。こっちに来ればわかる。)

ここで、私が見つけたYorkの美味しい食べ物を公開する👍

 

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こちらは羊🐏のラムのステーキ

かみごたえがあって美味しい

肉好きにはたまらない一品


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こちらは街のイタリアンレストランで

食べたパスタ

ガーリックの効いたトマトパスタで

麺は平たく上にかかっているチーズに最高に合う一品。


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Yorkにきてダントツにうまかったのが、「いっぷく」さんの生姜焼き定食。ホカホカのご飯と出汁の効いたお味噌汁。副菜の漬物と切り干し大根達。久々に食べた日本食がとんでもなく美味しく、感動した。毎日こんな美味しいご飯を食べていたのかと。改めて自分は日本人だなとしみじみと感じた。こっちにきて、おてもとの割り箸を見れるとは思ってなかった笑

Yorkにきた際は絶対してほしいお店👍

場所はマクドナルドの前。

 

 

イギリス滞在記〜goathland, whitby編

    イギリスに来て早10日が過ぎた。

時刻は朝7時。街中の安いホステルに泊まった私は、ベットから出て、旅の身支度をした。

今日はイギリス🇬🇧に来て初めての観光となる。

場所はgoathland駅🚉と whitbyというノースヨークシャー州の東側の海岸沿いの街である。

goathland駅は、かの有名なハリーポッターの撮影ロケ地でもあり、1ハリーポッターファンとしては、見逃せない場所であった。また、小さい頃、機関車トーマス🚂を見て育った私は俄然機関車というものを初めて見るため、行く前からテンションが高めになっていた。

 whitbyはgoathland駅から東へ10キロほど行ったところで、キャプテンクック船長の銅像があることでも有名な観光地である。

今回はこの2つを旅の目的地とした。

     スタートは現在滞在中のヨーク。早速バスに乗るため、Railstationへ向かう。

 whitby行きのバスが、分からずあたふたしていると、地元のおばちゃんが親切に教えてくれた。どうやら840線に乗れば着くそうである。

待っているとバスは着き、無事 whitby行きでgoathland駅に着くバスに乗れた。値段は10£。

ヨークから goathland駅まではバスで2時間かかる。バスは二階建てで上からは景色も良く、特等席に座った気分になる。ヨークをでて郊外を抜けるとそこからはひたすら草原と荒野がある。

    起伏の多い丘や羊たちがいる草原を抜けると、

goathland駅はひっそりとあった。

人口数百人も満たない小さな街の中にある、goathland駅は昔ながらの古き良き雰囲気を醸し出していた。

 

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駅🚉に着くとカメラを構えた多くの人が集まり、今か今かと機関車🚂が来るのを待っていた。流石観光スポット。時間が経つほど人が集まってきた。待つこと20分。ポーー!っという雄叫びとモクモクと煙をはきだしてすすむ機関車が登場した。

 

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黒い煙をモクモクとあげ、ゆっくりと観光客に見せつけるように黒いシルエットが姿を現した。

ハリーポッターで観たのと同じだ!  

機関車カッコいい!

という感情が同時にきて、テンションMAX。

シャッターを切りまくり、鉄オタ並みに写真を撮りまくった。(実際鉄オタが何枚撮るのが標準なのかは知らない)

私は機関車が見えなくなるまで、写真を撮り

見送って次の電車を待った。

見送った後、良いところに来れた達成感が私にはあった。

続いて次の機関車に乗り whitbyを目指した。

 

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    機関車の内装は上の写真の通り。上品な作りで、今の日本では、このレトロな感じはなかなか味わえないなと思った。家族連れや犬🐕を車内で結構見かけた。(そういえば、バスの中にも🐕が乗っていた!日本じゃ考えられないや)

私は車窓から、草を食べて寝て、自由に駆け回る羊🐏達を見て、来世は神様に羊にしてもらおう(食用じゃないもの)と心なかで思った。

 

     whitbyに着いたのは12時ごろ。駅を降りると、海の香りがして、そして人がいーっぱいいるのに驚いた笑

  空は快晴、海外沿いには数多くのヨットが停泊し、上空にはカモメ達がふわふわ飛んでいて

自分達を歓迎してくれているように感じた。

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雰囲気的には湘南チックだったかな。海沿いを歩けて、食べ物屋さんやゲームセンター

お土産屋があって、人がたくさんいる感じは。

坂を登って行くとオシャレなお店がたくさんあり、家族連れやカップルで賑わっていた。

 

私は初めにウィットビー・アビーへ向かった。

657年にノーザンバリア王女、聖ヒルダによって設立された修道院。16世紀になると廃墟となつた。(地球の歩き方 一部抜粋)

 

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建物は損壊していたが、大きくて圧倒された。また、丘から観る景色がもうサイコーだった。

街が一望できて、どこに何があるか一目瞭然でわかった。その景色をみたとき、絶対ココにもっかい来ようと思った。好きな人ができたら是非見せてあげたいと思える素敵なところだった。(今は好きな人はいないけどね👍)

 

ウィットビー・アビーに行った後はキャプテンクック船長像を見に行った。

そもそもwhitbyはクック船長こと探検家キャプテンクックが大型帆船エンデバー号に乗って太平洋へ出航した港町である。そんな町を一望できるところにクック船長像はある。

 

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堂々たる風格。銅像なのに、敬礼したくなる存在感。

一目見て「カッコいい」と思った。いやお前もっとまともなコメント出来ないのかよと思うかもしれないが、実際それしか言いようがない。

これは、もう来てみて👍っていうしかないね。

クック船長像の周りには、ベンチがあり夫婦が数多く休憩していた。

 

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イギリスは夫婦で手を繋いで歩くのを多く見かけた。日本じゃ人前だと恥ずかしくてやらない方が多いけど、自分もイギリス人にならってやってみたいと思った。

こんなところに好きな人とこれたら最高だと思った。(今は好きな人いないけどね:2回目)

 

次は灯台のある道を歩いた

 

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うわー、これ映画で見たやつやん!

(撮影されたスポットとは違うけどね! )

ララランドのダイアンゴズリングが口笛を吹きながらCity of the stars 歌っていた、スポットに似ている感じだ。桟橋を歩くと灯台まで行けるのだが、そこから見える景色も絶景であった。

桟橋の左側にはただ広い砂浜があり

BTS❤️と文字が書いてあったり、家族がサッカーしたりや凧揚げしたりとみんな思い思いに週末を楽しんでいた。 

 

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海岸沿いで景色も良く、これほどまで栄えている街を 私はみたことがなかった。

 

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夕暮れ時。日差しが傾くと、オレンジ色の屋根が太陽光に反射して、綺麗だった。青色のキャンバスにオレンジ色の家々、そして水面に反射して映る街並み。

この街は夜も綺麗らしい。夜の街も堪能したかったが、そろそろバスで帰らないといけない時間になった。

 

正直ここまで良いところと思ってなかったし、

「すげー!」を連呼したのも久しぶりだった。

楽しい週末を過ごせた。Thanks  whitby👍

 

しかし、私は知らなかった。この後、ちょっとしたハプニングが続く1週間がやってくるなんて…次に続く!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エッグトースト🥪

    私の通っている大学には、カフェがあり、中でもエッグトーストが安くて美味しい。値段は205円。パンはホテルで使われるような厚みのある食パンを使用。卵はタルタルソースのようになっており、それが組み合わさったエッグトーストは最高である。月末のお金のない時に頼りになっている。

     この前、エッグトーストを注文した時、卵がパンの間からはみ出していた。いつもより、1.5倍程ボリュームがあるように見える。作っている人を見るといつもの人と違うようだ。そういえば、作っている人が同僚の方と息子さんの話をしていた。その息子さんと姿を重ね合わせ、私にサービスしてくれたのか、それともエッグソースが余っており捨てるのがもったいなくて、沢山サービスしてくれたのか真意はわからないが、美味しくいただいた。 

    食べたら研究と思うものの、カフェにあるマンガをつい手にとって読んでしまう。これでは、いかんと途中で気づいて自分を鼓舞して、

研究室に向かうのであった。

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エッグトースト205円

儲けがあるのか心配になってしまう

 

"フランクフルトの皇帝"

   " フランクフルトの皇帝"と呼ばれるサッカー選手がいる。長谷部誠、日本代表のキャプテンである。現在開催中のロシア🇷🇺ワールドカップにも出場している。

    私が長谷部選手について書こうと思ったきっかけは「心を整える。」という本を手に取ったからである。TSUTAYA書店に行った時、ワールドカップが開催されるからかサッカー選手の本が店頭に置かれていた。その中で長谷部選手の本が目に留まり、長谷部選手がどういう人か気になったため買って読むことにした。

    この本に書かれていたのは、心をメンテナンスすることの重要性である。どんな試合でも一定以上のパフォーマンスするため、心を整えることを意識的に行なっているらしい。

    後、読んで思ったのは長谷部選手は自分を客観的に見ることに優れている人だと感じた。自分に今何が求められているのか、監督は自分に何をして欲しているか考え、行動してチームの勝利に貢献できる。この本の章のタイトルからも集団のバランスや空気を整える、グループ内の潤滑油になる、監督の言葉にしない意図・行間を読むなど周りに配慮し、自分の役割を考えていることが分かる。

     そして、みんなが長谷部選手に対して思っているであろう、真面目さも本を読んでいて感じられた。整理整頓をして心を掃除したり、読書をしたり、夜の時間のマネジメントしたりと、自分を高める努力を怠らない。そんな長谷部選手はピッチの上でもピッチの上でなくても尊敬できる人なのだと思った。

   長谷部選手と自分の共通点があることも嬉しかった。Mr.Childrenが好きな点である。しかも「終わりなき旅」が好きなのも一緒で嬉しかった。

"難しく考えだすと 結局全てが嫌になって

そっとそっと 逃げ出したくなるけど

高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな

まだ限界だなんて認めちゃいないさ"

試合前のバスで聴き、気合を入れるらしい。私も長谷部選手を真似して大事な時の前に聞こうと思う。

     最後にこの本を読んで驚いたのが印税が全てユニセフ寄付されていることである。最終的には東日本大震災津波で流されてしまった幼稚園を再建した。長谷部誠という男としてのあり方に惚れ惚れしそうである。自分も長谷部選手のように器の大きい男になりたいと思う。

     現在開催中のワールドカップ。第2戦は日本🇯🇵対セネガル🇸🇳。この勝負は決勝トーナメント進出が決まる重要な一戦である。幾多の困難を乗り越えた日本なら勝てる!頑張れ日本!

頑張れ長谷部選手!

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活字離れ

    日本人は年々、本を読まなくなってきている(らしい)。この傾向は、日本だけでなく世界的なものであるかもしれない。
    私は時代に逆行するように、歳をとるにつれ本を読むようになった。小さい頃なんかは絵本でさえ読むのにさえ抵抗があった。大体文字がきらいだった。この理由は文字をつなげ文章として頭の中で理解することが苦手だったからであった。私は文字を避け、絵が書いてあるページだけ、パラパラ漫画のように高速で見ていた覚えがある。
    私は小学校に入っても本は全然読んでなかった。教科書しか読んでなかったである。低学年の頃は教科書を読んでも、何が書いてあるか、さっぱりわからなかった。
    そんな私が本を読み始めたのは、小学校三年生か四年生の頃だ。その頃、星新一ショートショートに出会った。話も短編で読みやすく、オチも考えられていて読みやすかった。学校の朝礼の後、15分ほど本を読む時間をもうけられていたので、そこで読むには丁度いい長さだった。
    そして、小学校高学年になると、山田悠介の本に出会った。リアル鬼ごっこアバターなどドラマ化、映画化されるほど人気がある作家さんで、ホラー小説を得意に書いていた。そこで、私はパズルという本に出会った。                

    日本でも有数の進学校にある日、覆面の男達が入り込み、先生を人質に潜伏した。人質を解放するには、学校に隠されたパズル2000ピースを24時間以内に見つけ出さなければならなかった。果たして、生徒はパズルを全て探しだせるのか、犯人の目的は何なのか、サスペンス要素も含まれた本だ。その後、山田悠介の本にハマり、リアル鬼ごっこ以外の本をほとんど読んだ。(リアル鬼ごっこは映画化され、大体の話はみんな知っていたので、読む気にならなかった)
     長い小学校生活が終わり、中学校に上がると、本をあまり読まなくなった。かろうじて本を読んでたのは、朝もうけられた読書タイムの時間だ。その時間に銀魂の小説を読んで、一人で笑いを堪えてひくひくと体を震わせていると、隣の女子が鋭い眼光でこっちを見ていていて申し訳なくなった覚えがある。(あの時は、悪いと思ったが、空知先生が面白い本を書くからしょうがないと思う)当時は部活も忙しかったし、PSPモンスターハンターで友達と狩りに出かけていたので、本を読むどころではなかった。とにかく、その当時は本を読むことより面白いことが周りに多くあった。毎日アホなことをやれるクラスメイトにも恵まれ、どうやったら毎日が面白くなるか、そればかり考えていた。
    本を本格的に読むようになったのは高校に入ってからだ。理由は、市外の学校に入学したため寮に入ったのだが、自室にテレビがなく暇だったからである。まず手始めに、ハリーポッター全シリーズ読んだ。話は映画を見ていたので、あらかじめわかっており、頭の中で登場人物を想像するのが容易であった。何故かテスト期間に読みたくなり、勉強をする息抜きとしてよく読んでいた。(ある時期はテスト勉強より、本を読んでいた時間の方が長かったと思う)その後は、司馬遼太郎有川浩村上春樹東野圭吾西加奈子百田尚樹等、著名人の本を読んでいった。英語の先生の授業中、席の後ろで堂々と読んでいて、見つかると、この本面白いよとオススメしていた。寛大な先生だったので怒らなかったが、そこはある程度見ていいか判断していた。(先生ごめんなさい。)
    そして、いつしか本は自分の心の汚れを洗うフィルターの役割をし、空想の世界を私を誘い、嫌なことを読んでいる間は忘れることができた。母は読書家で、私が本を読むようになると、喜んでいた。小さい頃の私は母が勧めた本をことごとく拒んだから余計だった。父もよく寝る前に本を読んでおり、本屋に行くと、何でも買ってくれた。本は出会いだとよく言っていて、外出した際は好きた本を何冊でも買ってくれた。父が本を買ってくれたことは嬉しかったし、自分も親になった時にやろうと思う。
     そして、今では、年に100冊以上の本を読むようになった。読むジャンルもビジネス書、哲学書、洋書等幅広くなった。死ぬまでに読める本は限られているが、生きているうちにいい本と出会い、本を好きな人と語り合えたらと思う。
     これから、KindleiBook等、スマホで本を読める時代が来て、文庫本としての本が消えて行くかもしれない。しかし、私は紙に印字された本の存在が消えるまで、たとえ最後の一人となっても本を読んでいきたいと思う。
    そんな本の虫となった私は、ベッドに置いてある本を一冊手に取り、瞼が重くなるまで読んでいるのだった。

 

私のオススメ本

・握る男 著者 :原宏一

ある寿司店で働いていたゲソは寿司業界を牛耳るドンとなる。その部下、主人公の金森と共にあらゆる手を使い、題名のごとく色んな人の金タマを「握る」。権力を手にした後、何が待っているのか。考えさせられる作品。

・砂の王国 著者 :萩原浩

信教宗教、大地の会を設立した主人公が劇的に成功し、全てがうまくいっていると思われた。しかし、後半思いもよらぬことに…。嘘をついていくとどうなるか。身にしみる作品。

下町ロケット 著者:池井戸潤

池井戸さんが直木賞を獲得した作品。中小企業の社長佃と社員は共にロケット🚀バルブを開発。そこに問題が発生し、大手企業も参入し佃製作所の運命は?!エンジニアになる人もならない人も読んで欲しい。

・朝が来る 著者:辻村深月

子供が欲しいけど、なかなか子供ができない夫婦はある養子支援を頼り、養子を引き取る。平和に暮らす夫婦に一本の電話が。「息子を返して欲しい」と子供を産んだ母親と名乗る人物からだった。子供を産む母親の年代が上がってきている日本。子供について考えさせられる作品。

阪急電車 著者:有川浩

この話が一番面白いのは、読み手の視点が変わること。阪急電車の着いた駅で、視点が切り替わり、主人公が変わる。日常にあふれた人達の何気ない物語。有川先生流石。

・サラバ 著者:西加奈子

西加奈子さんの本の中で一番好き。エジプト編と日本編がある。作者が少しの間中東で生活していたため、細かく書かれており、自分も一緒にエジプトへ行った気持ちになれる。自分が信じられるものは何か?考えさせられるストーリー。また、ストーリーの始まりの最初の一行が好き。

・学生時代にやらなくてもいい20のこと

    著者:朝井リョウ

本読むの嫌い。学校の読書時間が何読もうかな?大学思ったよりも暇だな。という方にオススメ。何者、何様で一世を風靡した朝井リョウの本の中で私はこの本を押す。若者の視点で、ユーモアに作者の実体験を元にした話。天才、朝井リョウ。最高。

・手紙屋 著者:喜多川泰

就活生によくオススメされている本。手紙屋と名乗る人物は10通手紙を交換すると夢を叶えてくれるというなだが…。自分がしたいことが何なのか?手紙屋は誰なのか?考えさせられる話。

・色彩の持たない多崎つくると彼の巡礼の年

    著者:村上春樹

村上春樹の本キライ。という方にあえてオススメ!自分が村上さんの本で一番最初に買った本。自分の中で一番好きな本。

主人公多崎つくるは、高校時代アカ、アオ、シロ、クロの色のつく人達と名古屋で出会い、いつも行動していた。5人は1つの共同体みたいにつるみ、仲良くしていた。大学はつくるだけ東京に行った。ある日、つくるが名古屋に帰省すると、皆と連絡がとれなくなり、4人からハブられてしまった。なぜ自分だけ外されたのか理由が分からないつくるはショックを受け、自分を死の淵まで追い込んでしまう…。

それから約20年後。1人の女性を好きになるが、20年前の出来事が原因でうまくいかない。そこで、つくるは20年前自分が外された理由をアカ、アオ、シロ、クロに聞きに行こうとする。衝撃の展開。色彩を持たないつくるの劣等感。電車好きなところ。自分と重なる部分があって、嫌なことがあったり、一服したいときに読む本。心が浄化され、また明日頑張ろうと思える。これからも本を大切にする。

・Wonder 著者:R J Palacio

最後は洋書。映画化もされた児童書で、日本語にも翻訳されている。英語の勉強にもなるし、何せ話がいい。

主人公、オーガストは生まれつきの障害で顔が変形しており醜い顔をしていた。そんな自分が嫌で学校に行くことを拒んでいた。家族の支えもありなんとか学校に通うが、色々と事件が起こる。小学生あるある満載で、逆境にも負けない、ユーモアもあり理科が得意なオーガスト。最後には涙してしまういい話。海外の児童書凄いな。

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ヒッチハイク 東京→新潟

   おとといのリベンジ。

   起きたのは4時半。渋谷駅から池袋駅を経由し大泉学園駅へ。電車に乗り始めた頃、太陽が昇り始め、眩しい赤丸が窓ガラスに映っていた。6時前に着き、吉野家で朝ごはんを食べた後、大泉インターチェンジへ。

    新潟方面へ向かうには、このインターチェンジを使うと良いとネットに書いてあったので、採用。インターチェンジ近くのファミマ前でヒッチハイク開始。時刻は6時半。

   画用紙に「北へ、関越に乗せて下さい」と書いて待った。窓から見て気づいてくれる人はいるが、中々止まってくれる人はいなかった。

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    待つこと30分。「ピピッ。」と後ろからクラクションの音が。振り返ると、おじさんが窓から乗ってもいいサインをしていた。「やったー!」と心の中で喜びを爆発させた後、急いで助手席へ乗った。

   乗せてくれたおじさんも昔、ヒッチハイクで北海道まで行った経験があったらしい。日本のエネルギー業界の未来についてや、人生相談など色々とためになる話をした。上里SAまで乗せてもらった。

    少し休憩した後、ヒッチハイク開始。大きめのSAだったからか、高速バスが続々とやってきて物珍しいものを見る目でこっちを見てきた。始めは戸惑ったが、徐々に慣れていった。

    待つこと30分。若い爽やかな男性が「良かったら、乗せていきますよ!」と声をかけてくれた。お礼をいい、車の後ろの席に乗せてもらった。

     その男性は彼女とスノボをするため新潟に向かっているところで、次の赤城上原SAまで乗せてもらえることになった。2人とも気さくに話しかけてくれて、リラックスして会話を楽しむことができた。彼女さんからお腹すいてる?と手作りおにぎりを貰い、美味しくいただいた。手作り料理など久しく食べてなかったので嬉しかった。楽しく話していると、あっという間にSAに着いた。

     赤城塩原に着いたのは9時過ぎ。開始から2時間半、自分の家まで残り半分のところまできた。休憩を少しして再びヒッチハイク開始。

    待つこと30分、男性が話しかけてくれて、乗せて頂くことに!しかも、ゴールの長岡を通るということで、そのまま長岡まで乗せていただくことになった。

     その男性は春から北海道で酪農をしにいくらしい。新潟で農業インターンがあり、その時お世話になった方に挨拶しにいくところだった。車の中で、仕事や恋愛、学生時代にやっておいた方がいいことについてたくさん話をした。

    いつのまにか、群馬県を過ぎて長いトンネルをくぐると、雪をかぶった山々が姿を現した。スキー場は温かくなった今でもやっているようだった。

    会話をしているとあっという間に長岡に着き、家の近くまで乗せてもらったのに、おみあげまでいただいた。涙が出そうなくらいうれしかった。

    最初はヒッチハイクなんてやったことないしすごく不安で、どうなるかと思ったけど、やってよかった。今月に入って一番笑ったんじゃないかと思うくらい楽しかった。乗せてくださった人達の優しさ、温かさを感じることができ、いい経験をさせていただきました。乗せてくださった方々、ありがとうございました。このご恩は一生忘れません。

-----ヒッチハイク 東京→新潟-----

所要時間:5時間20分

経路:大泉IC→上里SA→赤城上原SA→長岡

話しかけてくれる人 大体15分

乗せてくれる人  大体30分

ICはSAより難しいと感じた。待っている場所もポイントになってくると思う。自分で試行錯誤してやることが大切。

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東京散策

ピピピッ。ピピピッ。ピッ。

誰かの携帯のアラームが鳴っている。起きたのは、6時半過ぎ。昨日、読み終えることのできなかった村上春樹の雑文集を読みながら、浅草の街を見下ろした。シャワーを浴びた後、身じたくをして、街へ。

   まずは近くの隅田川の桜を見に行った。朝早くから花見をするために、スタンバッている人たちがちらほらいた。桜の蕾は陽気な日に呼応するかのように、薄桃色の顔をみせた。

 

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    その後、神田神保町古書店街へ。店頭に並ぶ古書を見ていると、フリーマッケットのワクワク感を思い出す。出版社ごとに並べてられた本屋もあれば、どの法則にも当てはまらないバラバラな並べ方をした本屋もあった。一回は購入者の手元から離れた本たちは古書店員に救われ、再び誰かの手に取ってもらうのを心待ちにしている。沢山の本を見て、そう思った。

     お腹が減った私は、以前から行きたかった按田餃子を食べにいくため、代々木上原へ向かった。駅から歩いて2分。並んでいる人は、1人。安心して開店を待っていると続々とお客さんがきた。甲板が準備中から営業中に変わって店内に入ると、水蒸気を含んだ餃子のにおいが私を包んだ。カウンターに座ってすぐ、水餃子二種類頼んだ。

・鶏 白菜と生姜
・豚 大根と搾菜

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    可愛らしい器に入った水餃子は生地がモチモチよりムチムチしていた。皮の中の具を口の中に入れると心が温かくなり優しい気持ちになった。中まで味はしっかりついており何もつけなくても大丈夫。私は豚 大根と搾菜が特に気に入った。東京にきたらまた、来ようと思う、そんな味だった。

   正午過ぎに下北沢へ古着を見に行った。スティックアウトという店で胸にひまわりの刺繍が入ったシャツを買った。値段は驚きの700えん。いい買い物をした。

    次に、渋谷のライオン喫茶でミルクコーヒーを飲んで一服した後、代々木公園へ向かった。

    桜は七輪咲くらいだったが、花見をするため大勢の人が集まっていた。公園内の桜の花数と人の数が同じくらいなのではと思ってしまうくらいだ。カップルでバドミントンする人(いっぱい)、日本の花見文化を楽しむ外国人、お酒を片手に談笑する会社の人達、親子でサイクリングする人、桜の写真を撮るのに夢中な人、等沢山いた。同じ時間軸上で、代々木公園という空間の中で各々が笑っていた。その空間に自分がいたことは、不思議な感覚だったし、少し嬉しかった。いつか、家族が出来た時に来ようと思える、そんな場所になった。

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    一日中歩き回った私は、携帯の万歩計機能で、歩数を確かめると32000歩を超えていた。距離にして20キロ。今月中旬まで、全然歩いてなかった分を今取り返しているようだ。

     明日はどうしようか、考えながら今日も眠る。