Rokkys diary

日常をエッセイに

イギリス滞在記〜goathland, whitby編

    イギリスに来て早10日が過ぎた。

時刻は朝7時。街中の安いホステルに泊まった私は、ベットから出て、旅の身支度をした。

今日はイギリス🇬🇧に来て初めての観光となる。

場所はgoathland駅🚉と whitbyというノースヨークシャー州の東側の海岸沿いの街である。

goathland駅は、かの有名なハリーポッターの撮影ロケ地でもあり、1ハリーポッターファンとしては、見逃せない場所であった。また、小さい頃、機関車トーマス🚂を見て育った私は俄然機関車というものを初めて見るため、行く前からテンションが高めになっていた。

 whitbyはgoathland駅から東へ10キロほど行ったところで、キャプテンクック船長の銅像があることでも有名な観光地である。

今回はこの2つを旅の目的地とした。

     スタートは現在滞在中のヨーク。早速バスに乗るため、Railstationへ向かう。

 whitby行きのバスが、分からずあたふたしていると、地元のおばちゃんが親切に教えてくれた。どうやら840線に乗れば着くそうである。

待っているとバスは着き、無事 whitby行きでgoathland駅に着くバスに乗れた。値段は10£。

ヨークから goathland駅まではバスで2時間かかる。バスは二階建てで上からは景色も良く、特等席に座った気分になる。ヨークをでて郊外を抜けるとそこからはひたすら草原と荒野がある。

    起伏の多い丘や羊たちがいる草原を抜けると、

goathland駅はひっそりとあった。

人口数百人も満たない小さな街の中にある、goathland駅は昔ながらの古き良き雰囲気を醸し出していた。

 

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駅🚉に着くとカメラを構えた多くの人が集まり、今か今かと機関車🚂が来るのを待っていた。流石観光スポット。時間が経つほど人が集まってきた。待つこと20分。ポーー!っという雄叫びとモクモクと煙をはきだしてすすむ機関車が登場した。

 

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黒い煙をモクモクとあげ、ゆっくりと観光客に見せつけるように黒いシルエットが姿を現した。

ハリーポッターで観たのと同じだ!  

機関車カッコいい!

という感情が同時にきて、テンションMAX。

シャッターを切りまくり、鉄オタ並みに写真を撮りまくった。(実際鉄オタが何枚撮るのが標準なのかは知らない)

私は機関車が見えなくなるまで、写真を撮り

見送って次の電車を待った。

見送った後、良いところに来れた達成感が私にはあった。

続いて次の機関車に乗り whitbyを目指した。

 

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    機関車の内装は上の写真の通り。上品な作りで、今の日本では、このレトロな感じはなかなか味わえないなと思った。家族連れや犬🐕を車内で結構見かけた。(そういえば、バスの中にも🐕が乗っていた!日本じゃ考えられないや)

私は車窓から、草を食べて寝て、自由に駆け回る羊🐏達を見て、来世は神様に羊にしてもらおう(食用じゃないもの)と心なかで思った。

 

     whitbyに着いたのは12時ごろ。駅を降りると、海の香りがして、そして人がいーっぱいいるのに驚いた笑

  空は快晴、海外沿いには数多くのヨットが停泊し、上空にはカモメ達がふわふわ飛んでいて

自分達を歓迎してくれているように感じた。

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雰囲気的には湘南チックだったかな。海沿いを歩けて、食べ物屋さんやゲームセンター

お土産屋があって、人がたくさんいる感じは。

坂を登って行くとオシャレなお店がたくさんあり、家族連れやカップルで賑わっていた。

 

私は初めにウィットビー・アビーへ向かった。

657年にノーザンバリア王女、聖ヒルダによって設立された修道院。16世紀になると廃墟となつた。(地球の歩き方 一部抜粋)

 

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建物は損壊していたが、大きくて圧倒された。また、丘から観る景色がもうサイコーだった。

街が一望できて、どこに何があるか一目瞭然でわかった。その景色をみたとき、絶対ココにもっかい来ようと思った。好きな人ができたら是非見せてあげたいと思える素敵なところだった。(今は好きな人はいないけどね👍)

 

ウィットビー・アビーに行った後はキャプテンクック船長像を見に行った。

そもそもwhitbyはクック船長こと探検家キャプテンクックが大型帆船エンデバー号に乗って太平洋へ出航した港町である。そんな町を一望できるところにクック船長像はある。

 

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堂々たる風格。銅像なのに、敬礼したくなる存在感。

一目見て「カッコいい」と思った。いやお前もっとまともなコメント出来ないのかよと思うかもしれないが、実際それしか言いようがない。

これは、もう来てみて👍っていうしかないね。

クック船長像の周りには、ベンチがあり夫婦が数多く休憩していた。

 

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イギリスは夫婦で手を繋いで歩くのを多く見かけた。日本じゃ人前だと恥ずかしくてやらない方が多いけど、自分もイギリス人にならってやってみたいと思った。

こんなところに好きな人とこれたら最高だと思った。(今は好きな人いないけどね:2回目)

 

次は灯台のある道を歩いた

 

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うわー、これ映画で見たやつやん!

(撮影されたスポットとは違うけどね! )

ララランドのダイアンゴズリングが口笛を吹きながらCity of the stars 歌っていた、スポットに似ている感じだ。桟橋を歩くと灯台まで行けるのだが、そこから見える景色も絶景であった。

桟橋の左側にはただ広い砂浜があり

BTS❤️と文字が書いてあったり、家族がサッカーしたりや凧揚げしたりとみんな思い思いに週末を楽しんでいた。 

 

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海岸沿いで景色も良く、これほどまで栄えている街を 私はみたことがなかった。

 

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夕暮れ時。日差しが傾くと、オレンジ色の屋根が太陽光に反射して、綺麗だった。青色のキャンバスにオレンジ色の家々、そして水面に反射して映る街並み。

この街は夜も綺麗らしい。夜の街も堪能したかったが、そろそろバスで帰らないといけない時間になった。

 

正直ここまで良いところと思ってなかったし、

「すげー!」を連呼したのも久しぶりだった。

楽しい週末を過ごせた。Thanks  whitby👍

 

しかし、私は知らなかった。この後、ちょっとしたハプニングが続く1週間がやってくるなんて…次に続く!