Rokkys diary

日常をエッセイに

プレゼンテーションで…

   最近、プレゼンテーションをする機会が多いのだが、自分の感覚として伝えたいことを伝えきれてない感が残る発表が多い気がした。自分の説明の仕方、図の配置など改善する箇所は挙げればキリがないが、根幹となる問題を見い出せず、モヤモヤした日々が続いた。

    そんなある日、池上彰さんの「学び続ける力」を読み、ストンと納得したことがあった。どよんとした雲空が晴れやかな青空に変わったような感覚だった。

   池上彰さんが、東京工業大学の本川教授から聞いた話だそうだ。伝える力には左脳と右脳が関係しているらしい。左脳と右脳、すなわち、論理をつかさどる脳と視覚などの五感をつかさどる脳である。

    説明するときには、論理的に伝えることは大切である。けれども、人間は、必ずしも論理的に動く生き物ではない。だから、論理と視覚的に訴える必要がある。つまり、聴いていて絵が想像でき、かつ倫理が通っていると相手が理解することができる。これが伝える力ある。と本に書いてあった。

   今になって、自分の発表を振り返ってみるとどちらかを疎かになってしまっていると感じる部分があった。今後、論理的と視覚の2つを使って、プレゼンテーションを分かりやすく聴いてもらえるようにしようと思う。